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前回は、住宅購入と賃貸物件のメリット・デメリットについて、住宅購入側から考えてみました。今回は賃貸物件で住み続ける側から考えてみたいと思います。
ヤマダソウイチロウ(@sou16ooo)です。本日もお読み頂きありがとうございます!
前回と同じ内容ですが、最初に購入と賃貸について、よく聞くメリットについてまとめてみました。
住宅購入 | 賃貸物件 |
---|---|
資産になる | 初期費用が安い |
団体信用生命保険 | 税金がかからない |
こだわりの家 | 住み替えが用意 |
老後の心配がない | メンテナンス費が不要 |
住宅購入の場合にかかる費用は、物件価格の5%程度いわれており、例えば3,000万円の物件では150万円もかかります。それに比べて、賃貸物件でかかる費用といえば、敷金・礼金・前家賃・仲介料などを考えても、せいぜい30万円〜50万円の印象です。
初期費用という点だけで考えると、圧倒的に賃貸物件と考えられますが、35年間で1度も引越しをしないというのも考えにくいです。私のように20回以上引越している場合は、すでに上回っています。
賃貸物件には「固定資産税」がかかりません。私はまだ勉強不足なので、実際にかかる税率の計算方法はわかりませんが、毎年確実に税金が発生します。
賃貸物件に固定資産税はかかりませんが、住宅購入にはない「保証料」がかかります。私の場合は最初に支払えば、入居している間は更新料が発生しないプランにしていますが、毎年かかる保証会社などもあります。
賃貸物件のメリットは住み替えが容易という部分が一番のメリットではないでしょうか。私の場合は人生で20回以上引越しをしているので、住み替えが容易ということを実感している一人ですw
その時の「生活スタイル」や「考え方」や「収入」に応じて、住み替えられるのは非常に魅力的です。賃貸物件であれば、仮に収入が激減したとしても、激安物件に引越して、生活が安定するまで調整することが可能です。収入が元に戻れば、住みたい場所に引越しすることが出来ます。
もしも、持ち家の場合で債務超過になっていれば、売却することができず破産も考えられるので、見方によっては不安になってしまいます。
持ち家の場合、外壁や屋根のメンテナンスが定期的に必要です。分譲マンションであれば積立修繕費という形で毎月一定の支払いが発生します。住宅ローンの他に、メンテナンス費を毎月の支払いに上乗せすると、35年の間に支払う額も増えるため、金利負担以外に更に負担になるということです。
賃貸物件の場合は、外壁を塗り替えたり、屋根を補修したりする費用は全て家主が負担します。マンションであればエレベーターのメンテナンスも必要ですし、冬になると除雪費用もみなくてはいけないということを考えると、賃貸物件は家賃と管理費だけなので、急な出費がないということがメリットです。
2回に分けて書いた、住宅購入と賃貸物件についてのメリット・デメリットですが、一長一短というイメージです。
特に、住宅購入の資産性については、必ずしも「資産」にならないということがよくわかりました。住宅ローンの金利分や建物の減価償却を考えると、購入価格よりも上回る状況になるというのは難しいです。基本的には負債と考えておくことが無難です。
では、資産にならないから賃貸のほうが良いかというと、それは違うと思います。やはり所有することで得られる安心感と、団信(団体信用生命保険)のメリットが大きいと考えています。
住居問題は生きている間、ずっと考えなくてはいけない問題です。資産性だけで判断することができない、利便性や安全性も重要です。息苦しく暮らしていくよりも、家族が楽しく快適に過ごせるのであれば、資産性が低かったとしても買う価値はあるのではないでしょうか。
ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
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Soichiro Yamada