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昔からWebデザイナーになるには、独学かスクールのどちらが良いかという問題があります。私は独学の道を選んだのですが、独学を選んだことでのメリット・デメリットをお話していけたらと思います。
ヤマダソウイチロウ(@sou16ooo)です。お読み頂きありがとうございます!
私がWebデザインやコーディングを勉強したのが2000年頃です。当時はCSSも一般的ではなかったので、基本HTMLと画像で全てのデザインを行うのが一般的だったと記憶しています。
この頃の私は、Web制作の他に映像制作、広告デザインなども手がけていたため、全てなんとなくできている『なんでも屋』状態でした。。。
しかし今後もフリーランスとして生き残って行くためには『専門性』が不可欠と考え、一番性に合っていた『Webデザインの世界』で専門家になろうと思ったのが2010年の頃でした。
2010年頃の『Web業界』にはすでにSEOの考え方が不可欠の時代になっていたと思います。そのためデザインを画像で誤魔化せる時代ではなくなり、正しいコーディング知識が必要と考え『ゼロから勉強のやり直し』を行いました。
私が独学を選んだのは、結論から言うとそれしか選択肢がなかったからです。スクールに行きいたと思っても『お金』と『時間』がなかったので、独学を選ぶしか道はありませんでした。
もう一点は、その頃のスクールのイメージとして、HTMLとCSSの基本的なことは学べるが、ビジネスで役に立つような踏み込んだことは学べないという問題もあったと思います。それであれば自分で勉強したほうが早いので独学しかないという結論でした。
2010年頃のインターネットの世界では、今のように『Progate』や『ドットインストール』などはもちろん存在していなかったし、ブログなどで技術を公開している人も少なかった時代です。基本は『参考書』と『公開されているWebサイト』から学ぶ時代でした。
ちなみにWordpressは下記の本一冊でオリジナルテーマを作成して納品しました。
とにかく一つのことを学ぶのに時間がかかりました。この時点で脱落したり「新しい技術は大変だから、今までの技術でやっていこう」と思った方も多いはずです。
しかし、過去の技術だけでは生き残るのは難しいと肌感で思っていました。フリーランスで活躍し続けるには、逃げずに解決するしかないととも思っていました。
最初の頃は、問題解決とは見当違いのところを調べて余計な知識が『点』して入っていくのですが、それが違う場面で必要な知識として『線』となり、結果的に大きな『面』として活用できるようになっていくのがわかりました。
その様に考えると、独学は非常に時間がかかるのですが、どこかのタイミングで一気に巻き返す可能性を持っていると思っています。
スクールでは得ることのできないスキルに『ネット検索力』が独学では身につけることができたと考えています。これは私の中では財産になったと思っています。
お客様から相談いただいた時に、自分の知らないスキルが必要な場合があります。それを最短距離で調べて解決することができれば『時間』と『費用』が節約できます。
これは独学とスクールで悩んでいた時には、スクールの方が圧倒的に時間の短縮ができるのですが、いざ実践になると独学で得ることができたネット検索力は強力な武器になったと思っています。
この『ネット検索力』は結果的に『問題解決力』にも繋がるのではないでしょうか。問題解決力はフリーランスで活躍し続けるには必要なスキルで、クライアントの信用を得る事ができるものです。
コミュニケーション能力ももちろん大切なのですが、技術的に信頼されることがクライアントと長いお付き合いをできることだと考えています。
ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
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Soichiro Yamada