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続けていると周りが勝手に脱落していく。結局は続けたもの勝ち。

  • 公開日:2019年2月23日
  • 最終更新日:2019年2月23日
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気づけば2019年3月で44歳になります。周りを見渡すと20代の頃にはたくさんいたフリーランスの『デザイナー』や『プログラマー』は一人もいなくなってしまいました。。。

もちろんTwitter界隈では私の年代でも活躍しているフリーランスの方はたくさんいるのですが、私のコミュニティーの中では独りも残っていないのが現実。今回はそんな生き残り事情について考えてみたいと思います。


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ヤマダソウイチロウ(@sou16ooo)です。お読み頂きありがとうございます!



20代の頃というと2000年前後になるのですが、インターネット自体がそれほど普及していなくISDN回線がメインだったと思います。今の回線と比べると『徒歩』と『車』くらいの差がありました。

そんなインターネット環境だったので、まだまだホームページ制作は一般的ではなく一種のステータス的な位置づけだった記憶があります。

パソコンを使ったデザイナーといえば主に『DTP関連』が多い印象でした。DTPとは主に印刷関連のデザインなのですが、中でもチラチやパンフレットや名刺のデザインが多かったと思います。

その頃は『フリーランス』という言葉も当然生まれてはいない時代。印刷会社に努めていたオペレーターが会社をやめて『個人事業主』として働くひとがポツポツいる程度でした。

DreamWeaverの存在

今ではAdobeの製品ですが、以前はMacromedia社ので製品でした。気づけばAdobeに吸収されていたのですが、Dreamweaverというソフトは私の中で衝撃的な存在でした。

当時は2000年初期の頃はCSSは普及されていなかったので、HTML中心のコーディングでした。ブラウザはIE全盛で、2カラムや3カラムはtableタグで行う時代。PNGも対応しているブラウザが少なく、角丸は画像で作っていたというコーダーにとっては非常に辛い時代でした。

そんな中でDreamWeaverはコードを打てばリアルタイムで結果を表示してくれるという画期的な存在だったのを覚えています。

Photoshop と Fireworks

FireworksはPhotoshopと肩を並べるWebデザイン制作で使用するソフトで、Dramweaverと同様Macromedia社のソフトで今では開発されていません。

これは私の肌感なのですが、FireworksからPhoshopにうまく切り替えられなかった人は、そのままフェイドアウトして別の職業に鞍替えしていたり、会社勤めに戻っていく印象がありました。

私は最初からPhotoshop使いでしたので切り替える必要がなく、この転換期に無理することなく生き残れたと思っています。

ランサーズの登場

私がランサーズに登録したのが2010年。当初はランサーズ本社も鎌倉だった記憶があり『場所にとらわれない生き方』のようなキャッチコピーが印象的でした。この頃は『発注する側』も『請ける側』もまだまだ手探り状態だったと思います。

『@SOHO』というサービスはすでにあったのですが、個人間のマッチングのみのサービスで平気でドタキャンするクライアントが多々いました。そのため制作中に一方的にキャンセルされた記憶があります。

ランサーズでは、『エスクロー(仮入金)』のというシステムでお互いの契約を守れるようになっているのが画期的でした。エスクローされていることで制作料が支払われないというトラブルが減りますし、クライントも完全に出来上がるまでは支払いを行わないという関係性が保てます。

今思うと、いち早く『フリーランス』と『時間と場所にとらわれない自由な生き方』という考え方に乗ることが出来たのがポイントだったと思います。この頃から『ホームページ制作専門』となった時期でもありました。

iPhoneの登場で変わるサイト状況

今でも忘れられないのがiPhoneの登場でした。いまではスマホは当たり前の存在ですが当時iPhone3Gが出た当初は刺激的な登場だったのを覚えています。

ここで大きく意見が別れたのがスマホは『アリ』か『ナシ』か問題。今思うとなのですが、この時にスムーズにスマホに乗り換える事ができた人とそうでなかった人がいて、そこがフリーランスという新しい働き方の分かれ道だった感じがしています。

iPhone3Gを見て「必要性を感じられない!」と言い切った人がいたのですが、やはり今では全く別の仕事をしています。。。

どちらが正しいわけではないと思います

今回挙げた以外の場面でも分かれ道はあったと思うのですが、その時々での決断でやはり結果は変ります。しかし、勤めている方が向いている人もいれば、私のように雇われない生き方もあります。

どちらが正しいというわけではないと思うのですが、最近では『社畜』という言葉が注目されています。まだ社畜やってるの?みたいなノリがあり、辞めてフリーランスになることが良い選択のようになっていますが、全員がフリーランスに向いているわけではないと思います。

ヤマダソウイチロウ

ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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Soichiro Yamada