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Webサイト制作の仕事は決まったけど、実際にどの様に進めたら良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は『ディレクション』について受注から完成までの私の進め方についてご紹介させていただきます。
ヤマダソウイチロウ(@sou16ooo)です。お読み頂きありがとうございます!
Web制作の進め方についてですが『デザイン案の完成』までが一つの大きなポイントとして考えています。『デザイン案』が完成するとあとはプログラミング作業なので完成までの確認などはあまりなくなりますので。
デザイン案を完成させるためには『ワイヤーフレーム』が必要になります。ワイヤーフレームとは、どこに何を配置するか決めるためのレイアウト図と考えてください。
このワイヤーフレームに原稿や画像をレイアウトして位置を決めることで、デザイン制作をスムーズに進めることができ、クライアントが確認する際にも意図と違っているものが出来上がることを防ぐことが出来ます。
ワイヤーフレームを完成させるためには『サイトマップ』が必要になります。
サイトマップとはサイト全体の構成を図にしたもので、トップページ以下の内容をどうするかを詳細に考えていきます。私の場合はエクセルで制作してクライアントに確認して貰う場合はPDFに書き出して送っています。
イメージとしては下記ように必要なページを構造化させていくことです。
トップページ
├ごあいさつ
├サービス案内
├〇〇サービス
└□□サービス
├会社概要
├アクセス
└お問い合わせ
└サンクスページ
サイトマップでWebサイトを構造化させるためには『素材』が不可欠です。
素材とは主に『原稿』がメインと考えていただき、必要に応じて『画像』も用意していきます。ここで必要な原稿がなければ、ご用意が可能がどうかを考える必要がります。
原稿をご用意することが難しい場合は『Webライター』に依頼を検討したり、あとでご自身で考える場合は掲載したい内容だけでも確定することでサイトマップへと進めることができます。
意外にも、この作業に結構時間がかかることが多いです。サイトリニューアルであれば別なのですが、新しい会社やサービスを開始する場合は原稿の用意がされていないことが多いです。
後回しにしても良いイメージに思いがちですが、掲載する内容が決まっていないと何ページ必要かわからなかったり、あとで増えてしまうことでデザインが変わってしまうことがあります。それに伴い制作料金が変わってしまうことがありますので、できるだけしっかり考えておくことで出来上がりが違います。
素材をご用意いただく他にも、必要な情報をお伺いするために『ヒアリングシート』にご入力いただくところからはじめています。
ヒアリングシートに入力していただくことで現状が可視化できるので、どんなにコンパクトなサイトでも必ず行うことをおすすめします。ここで現状の確認を行い、クライアントと情報共有を行います。
私の場合、ご契約前にヒアリングを行うことが多いです。実際にヒアリングは手間がかかるので省けるものであればそうしたいのですが、作業内容を把握してお見積りを作成しなくてはいけません。実際に契約してからクライントが「考えていたイメージ違っていた」と思われてしまっては良いWebサイトを創ることが出来ません。
ヒアリングを行った後に契約が決まらないこともありますが、契約後にトラブルになることを考えると、お互いに大切なことではないでしょうか。
デザイン案が完成するまでの順序をまとめると
ヒアリング⇒素材集め⇒サイトマップ⇒ワイヤーフレーム⇒デザイン案⇒プログラミング
という流れになり、これでサイトの見た目である『フロントエンド』部分が完成するという流れで通常行っています。
私が契約前にお願いしている条件としては『デザイン案は1案のみ』で『修正は2回まで』でお願いしております。「とりあえず3案提出して欲しい」などのリクエストは、ヒアリングからワイヤーフレームまでを徹底しているので基本受ていません。お互いに時間と手間を無駄にしないためにもご理解いただくようにしています。
バックエンドとは具体的にドメイン、サーバー、Wordpressなどの設置・設定を指しています。
ヒアリング時にドメインと連絡サーバーの情報は確認しておくとスムーズに進めることが可能です。もしも取得していな場合は、私の場合は代行して取得させていただいております。
基本は『エックスサーバー』と『エックスドメイン』をおすすめさせていただいております。
⇒エックスドメインの申込みはこちらから
⇒エックスサーバーの申込みはこちらから
デザイン案が確定するまでには時間がかかりますので、効率良く進めるためにもWordpressのインストールまでは進めておくと良いです(^o^)
Webサイト制作の流れを一通り紹介してみましたがいかがでしょうか。
とても手間がかかるイメージですが『すべてを可視化』することで、クライアントも見えていない部分や、依頼内容だけでは判断できない部分がたくさん出てきます。
制作中に見えない部分が発見されて、最初の段階まで戻ってしまっては時間も手間も無駄になってしましますよ。
気になることがあればお気軽にご相談下さい。
ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
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Soichiro Yamada