時間と場所にとらわれない生き方・働き方をコンセプトに、おすすめできるモノ・コトを発信するブログ
今回もヤマダライフログをご覧いただきありがとうございます。
前回の以下の記事を、2年3ヶ月ぶりに更新したが、今回はこのブログや自分自身の活動を、今後どの様にやっていこうか考えてみたいと思う。特に有益な情報ではないので、間もなく50歳になろうとしている、フリーランスがどの様に考えているかを覗く程度でご覧いただきたい。
2000年3月よりフリーランスとして活動しているが、気づけばこの記事を書いている時点で、約23年経過している。仕事が多い時期と少ない時期があって、安定しないのは相変わらず続いているが、ここまで離脱することがなかっとことについては、評価に値すると考えている。
20代の頃は若さという資産で通用していたというのは、40代後半になってようやく実感している。やはり、徹夜で仕事ができるという体力でスキルをカバーできていたからだ。今同じことをやろうとしても、1日徹夜すると3日は寝込んでしまうので、絶対に再現できない自信がある。
悪い意味で頭の良いクライアントに、利用され続けたおかげで、請けるべき仕事と断る仕事の嗅覚だけは鋭くなった。これは大きな財産だと思っている。20代の頃は訳も分からずに、ひたすら頑張れば実績になると信じていたが、今でも自身を持って紹介できる仕事は、ほんの一握り。
最終的に気づいたのは、お願い営業は性格的に向いていないということだ。元々、人との距離感を掴むことが苦手で、気づけばいいように利用されることが多かった。人の気持ちを肌感で汲み取ることができないので、必要とされているということと、利用されている事の区別がつかないのが原因の一つかもしれないと考えている。
これまでWeb制作をメインにやってきたが、ホームページ制作の職種はサービス業。技術を提供し、クライアントに満足していただいて、報酬を得る仕事だ。当然クライアントとの人間関係ができていなければ、継続した仕事をすることは困難になってくる。そんなやり取りをこの先も続けるとなると、気が重いと感じている。
このブログのコンセプトでもある、時間と場所にとらわれない生き方・働き方をコンセプトとはかけ離れた感覚で仕事をしているということになる。おそらく30代前半から40代半ばまでは、この感覚でとても悩んでいたのだと思う。理由は簡単で、嫌なクライアントでも我慢して仕事をすれば、手っ取り早く稼げるからだ。これなら会社員と変わらないのでは?保証がない分、それ以下かもしれない。
これが理想と現実の狭間なのだと思う。
どこかで進路変更をしないと、本当にこのままで終わってしまう。それはそれで良いのかもしれないが、疑問に思っている時点で、変えたいのだと思う。変えたいのであれば、どう変えたいのか?どういう自分になりたいのか。
今後はお願い営業をしないで活動しようと思う。具体的には受託案件は請けないというとだ。この記事を書いている2023年7月の時点で、制作中のサイトが1本、来月から制作するサイトが1本あるので、それが終わった時点で、受託案件は終了しようと思う。
では、これからどうやって稼いできうかというと、コンテンツを提供しモノを売るという戦略を取ろうと思っている。具体的にはこのブログや、他にも情報提供サイト作ったり、YouTubeで映像を制作した結果、商品や情報を販売するという方法。
短絡的に考えると、Adsenseで稼ぐと考えがちだが、今の時代そんなに甘くはない。10万円、20万円程度の稼ぎは可能かもしれないが、継続的に稼ぎ続けるのは難しい。それであればコンテンツはあくまでも営業ツールとして考え、その先にマネタイズを持っていく方が手堅い戦略だと考えている。
もう少し深掘りすると、これまではサービス業を主体としていたが広告業や小売業にシフトしていくことになる。Webサイトを制作するにしても、クライアントがいて要望を形にすることで報酬をいただく限りサービス業になる。時間と場所に縛られない生き方を実践していても、クライントがいる限り納期という縛りがある。
この納期という存在がストレスだったということもようやく気づけた。これからはコンテンツ創り出すことで、報酬が発生するわけだが、目に見えないユーザーを相手にしなくてはいけない。今までとは全く別の考え方がが必要になるので、これまで以上に頑張らないといけないのだが、ワクワク感もある。
現状のスキルは、Web制作・映像制作・料理が、どれも一流ではないがプロの世界で通用するスキルがあると思っている。
料理が作れるのであれば、飲食店を経営しようと考えるのが一般的なイメージだが、マネタイズをそこではなく、もっと後ろするのがポイントではないだろうか。飲食店経営はすでに経験済みだから思うのだが、気力と体力がなければ難しい商売。さらにサービス業は一旦線引したいので、料理もコンテンツと考えたいところ。
そこで活きてくるのが、Web制作と映像制作のスキルを利用して、料理のコンテンツを大量に作ることで、ファンを増やすことに注力する。そして結果、通販可能な何らかの商品や情報を販売することでマネタイズする。
間もなく50代を迎える身としては、新しいスキルをこれ以上身につけるのではなく、今あるスキルを組み合わせることが賢い選択だと考えている。健康年齢を考えると、何をやるかも大事だが、何をやらないのかも大事な年代なので。
健康年齢を考えると、あと20年あるかもしれないし、もしかすると10年くらいしかないのかもしれない。。。体力勝負の仕事はもう難しい年齢なので、日々の勉強を怠らず、知恵を絞って仕事をするしかない。
そう考えると残り時間はあとわずか。無駄な時間はもう過ごしたくないと、改めて考えるようになった。納得のいく人生を送るためにも、後悔しないように人生を送りたいを強く思っている。
一番変えたいと思ったのは、もっと自分本位に生きようと思ったこと。自分の意見を言うのは面倒だったので、他人に伝わらなくても良いという考えだったが、それでは良いように利用されるだけということを、ようやく気づいた。普通であれば、そんなことは分かりきったことなのだろうが、自分の中ではどうでも良いことだった。
意見を言っても言わなくても、揉める人とは揉めるだろうし、そういう人とは関わらなければ良いと考えられるようになった。あまり他人怒らせたくないなという考えもあったが、怒るのはその人の勝手であり自分には関係がないということも気づけた。
とにかくストレスを避け、健康を損なわないよう、バランスの取れた生活を送ることが大切。これからも20年、30年とフリーランスとして活躍できるように、自分に正直に生きていこうと思う。
ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。
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Soichiro Yamada